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『きつねのはなし』 森見登美彦

『きつねのはなし』
森見登美彦
新潮社(新潮文庫)
ISBN-13: 978-4101290522
☆☆☆☆

「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。(「BOOK」データベースより)

あれ、この人にしてはマトモだ…!というのが最初の感想でした(←ヒドイ。でも事実。笑)。今まで読んだ中で一番現実味のある話という印象だったのです。幻想的な、異世界との接点が融合してそうな感じですけども。笑。湿度が高くて蒸し暑い夏の夜のような話ばかりでした。


ISBN-13: 978-4101290522

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『新釈 走れメロス 他四篇』 森見登美彦

『新釈 走れメロス 他四篇』
森見登美彦
祥伝社(祥伝社文庫)
ISBN-13: 978-4396335335
☆☆☆☆☆

あの名作が京都の街によみがえる!? 「真の友情」を示すため、古都を全力で逃走する21世紀の大学生(メロス)(「走れメロス」)。恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。――馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は? 誰もが一度は読んでいる名篇を、新世代を代表する大人気著者が、敬意を込めて全く新しく生まれかわらせた、日本一愉快な短編集。

恐ろしいことにかの名作たちも森見解釈になるとナニコレ!と叫びたくなるくらい全く別の話になってます。根本のストーリーは合っていると言えなくもないので、新解釈と言えなくもないとは思うのですが、タイトルに「新釈」と付けたのはかなりの度胸がいったのでは…?と思ってしまいました。
個人的には「走れメロス」には小学生の謝恩会の生暖かい記憶があるので、今回のアレンジ(?)はとても喜んでしまいました。そうだよ、笑いに走ったっていいじゃないか!(←なんか感想違う)
いないとは思いますが、この話を読んで元の話を読んだつもりになっているとヒドイ目に遭うと思います。いや、そんな人いないと思いますけどね。。。


ISBN-13: 978-4396335335

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『太陽の塔』 森見登美彦

『太陽の塔』
森見登美彦
新潮社(新潮文庫)
ISBN-13: 978-4101290515
☆☆☆

京大5回生の森本は「研究」と称して自分を振った女の子の後を日々つけ回していた。男臭い妄想の世界にどっぷりとつかった彼は、カップルを憎悪する女っ気のない友人たちとクリスマス打倒を目指しておかしな計画を立てるのだが…。

日本ファンタジーノベル大賞受賞作。「夜は短し歩けよ乙女」に通じるこの作品。笑。思いこみの激しいある意味一本気な主人公は、現実だと関わり合いになりたくないけど旗から眺める分にはとても観察しがいのある人物で、独特の言い回しもあってガッチリストーカーな話がなんだか不思議な話になっています。この賞の受賞作はいろんな意味でインパクトの強い物が多いですね。面白かったです。


ISBN-13: 978-4101290515

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『四畳半神話大系』 森見登美彦

『四畳半神話大系』
森見登美彦
角川書店(角川文庫)
ISBN-13: 978-4043878017
☆☆☆☆

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。(「BOOK」データベースより)

平行世界モノ、ということで途中までは完全にパラレルな話が4本だと思っていました。が、最終話を読んでびっくり。ちゃんとまとまってるじゃないですか…!出てくる人物がみんなみんなアクが強く、印象的。混沌とした学生時代を思い出す一品です。いえ私はこんな生活送ってなかったですけど。むしろ思い出すのは高校生時代ですけど。
表紙イラストまんまの絵でアニメ化されているらしいので、そちらも見てみたいと思います。


ISBN-13: 978-4043878017

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『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦

『夜は短し歩けよ乙女』
森見登美彦
角川書店(角川文庫)
ISBN-13: 978-4043878024
☆☆☆☆☆

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。(「BOOK」データベースより)

すーごーい面白かったです!いや、面白かったというよりなんか「おかしかった」!文章や言い回しが独特で、それが見事な世界を作り出しています。出てくる人も皆独特で、それがまた不思議な世界を担っていて。私もおともだちパンチさせてー!と乱入したくなる程うらやましい(?)世界。遅々として進まないままなのかと思った二人の関係が一応落ち着いたところも素敵です。読んでほっこりする、貴重な一品でした。


ISBN-13: 978-4043878024

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