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『名残り火』てのひらの闇2 藤原伊織

『名残り火』てのひらの闇2
藤原伊織
文藝春秋社(文春文庫)
ISBN-13: 978-4167614065
☆☆☆☆

飲料メーカーの宣伝部課長だった堀江の元同僚で親友の柿島が、夜の街中で集団暴行を受け死んだ。柿島の死に納得がいかない堀江は詳細を調べるうち、事件そのものに疑問を覚える。これは単なる“オヤジ狩り”ではなく、背景には柿島が最後に在籍した流通業界が絡んでいるのではないか―。著者最後の長篇。(「BOOK」データベースより)

ハードボイルド調でミステリ。あの「てのひらの闇」の続編ということで、個人的にものすごい期待して読んだ一品。結果として、期待が大きすぎたのか、過去の記憶が美化されていたのか、「てのひらの闇」の方がいいなぁ…と思ってしまいました。いや、面白かったですけど。ラストへの盛り上げに対して、ラストはややあっさり気味にストンと落ちる印象になおさらそう感じたのかもしれません。


ISBN-13: 978-4167614065

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『遊戯』 藤原伊織

『遊戯』
藤原伊織
講談社(講談社文庫)
ISBN-13: 978-4062763653

「現実とネットの関係は、銃を撃つのに似ている」。ネットの対戦ゲームで知り合った本間とみのり。初対面のその日、本間が打ち明けたのは、子どもの頃の忌まわしい記憶と父の遺した拳銃のことだった。2人を監視する自転車に乗った男。そして銃に残された種類の違う弾丸。急逝した著者が考えていた真相は。

完結することのない、連作短編集。サラっと、でもしっかり書かれている本間とみのり。それだけに謎を残したまま、終わってしまったことが悔やまれます。ここまででも十分面白かったですけども!後は二人の今後を想像(妄想?)して楽しむことにします。個人的にはあらすじの後半は不要じゃないかと思いました。念押しなんかしなくていいよ…。
枚数が足りなかったのか、この連作とは関係のない、短編も1作収録されています。こちらもよかったです。

遊戯 (講談社文庫 ふ 45-6)
ISBN-13: 978-4062763653

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『ダナエ』 藤原伊織

『ダナエ』
藤原伊織
文藝春秋社(文春文庫)
ISBN-13: 978-4167614058

世界的な評価を得た画家・宇佐美の個展で、財界の大物である義父を描いた肖像画が、切り裂かれ硫酸をかけられるという事件が起きた。犯人はどうやら少女で、「これは予行演習だ」と告げる。宇佐美の妻は、娘を前夫のもとに残していた。彼女が犯人なのか―。著者の代表作といえる傑作中篇など全3篇収録。(「BOOK」データベースより)

短編集ならぬ中編集…?中編というにはやや短い気もしますが。連作ではありませんが、それぞれの中になにか共通した、芯の通った透明な空気が漂っているような気がする作品集でした。面白かったです。亡くなってから初めて出版された文庫なんですかね、解説も藤原氏について語られていて、ホントにもう新作が読めないんだなぁ…ととても残念に思いました。まだ読んでいない本もありますので、大切に読もうと思います。

ダナエ (文春文庫)
ISBN-13: 978-4167614058

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『雪が降る』 藤原伊織

『雪が降る』
藤原伊織
講談社(文庫)

母を殺したのは、あなたですね。少年から届いた短いメールが男の封印された記憶を蘇らせた・・・。表題作ほか5編の短編集。

てのひらの闇の元ネタがあるの!やっぱこの人はハードボイルドのひとだわ、と思った。ふふふふ。



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『てのひらの闇』 藤原伊織

『てのひらの闇』
藤原伊織
文藝春秋(ハードカバー)

飲料会社に勤めていた私はリストラに伴う希望退職に応じた。退職前、私を引き抜いてくれた社長はCGで作ったビデオを見せ、自殺した。何故社長は自殺したのか・・・?私が独自に調査を始めると・・・。

いや~、予想を良い意味で裏切ってくれた感じで面白かった。元組長の息子で不器用でいいっ!坂崎現組長もいいし、その組長に「若」って呼ばれてるところなんかもぅ・・・。あ、話ももちろんよかったのよ(笑)



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『テロリストのパラソル』 藤原伊織

『テロリストのパラソル』
藤原伊織
講談社(文庫)

乱歩賞&直木賞W受賞。アル中のバーテン島村は過去を隠し、20年以上もひっそりと暮らしてきた。しかし新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急変する。知らぬ間に巻き込まれ、犯人を捜すことになった男が見た真実とは・・・?

あぁもうすんごい面白かった!この人のは人物というか設定というか、もうそれだけでメロメロだわ。格好悪いけどかっこいいの!他のも読みたいなぁ。



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『ダックスフントのワープ』 藤原伊織

『ダックスフントのワープ』
藤原伊織
文藝春秋社(文庫)

すばる文学賞受賞。「僕」はひょんなことから自閉的な少女、マリの家庭教師を引き受けることになった。「僕」は彼女に、異空間にワープしたダックスフントの物語をし始めるが・・・?

「テロリスト~」とは全然違う、あぁ、すばる文学賞ね、な感じの話。いや、これもいいけど。どれもビミョーに寂しげなラスト。



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