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『燔祭の丘』建築探偵桜井京介の事件簿 篠田真由美

『燔祭の丘』建築探偵桜井京介の事件簿
篠田真由美
講談社(ノベルス)
ISBN-13: 978-4061827639
☆☆☆☆

『僕は―ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。一方、神代宗の話を聞いた蒼は、函館で京介を捜し歩き、20年前の忌まわしき事件を知る。次第に明らかとなる久遠家のルーツ。そして、父・グレゴリの狂気が京介を襲う!「建築ミステリ」の金字塔、ついに完結。(「BOOK」データベースより)

ついにシリーズ完結。京介の過去と共に今との繋がりを明らかにして、これからへと道を示してくれたラストでした。最終章は駆け足だけど、蛇足的な内容でもあるのでこれでいいのかな、と思います。途中からすっかり全然ミステリとしては読んでいなかったんですが、しっかりとケリをつけてくれたので良かったです。


ISBN-13: 978-4061827639

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『永遠なる神の都』上・下 篠田真由美

『永遠なる神の都』上・下
篠田真由美
祥伝社(ノン・ノベルス)
ISBN-13: 978-4150204709
ISBN-13: 978-4150204716

狙撃事件以降、教皇の行方は杳として知れない。ローマ市内には死者がよみがえるという不気味な噂が広まっていた。龍緋比古はヴァティカンの刺客の生き残り、スール・エウフェミアが持ち込んだ聖槍ロンギヌスの在り処を追っていた。そんななか修道士セバスティアーノは捕らわれていた教皇の救出に成功。だがその未明、ヴァティカンは教皇の逝去を報じた。ヴァティカンは完全に『敵』の支配下に落ちてしまったのか。刻々と迫る龍と邪神の最終決戦。はたして邪神の正体とは?大河吸血鬼伝説、堂々の完結。(「BOOK」データベースより)

シリーズ完結編。やや冗長気味の所もありましたが、ラストはしっかり終わってくれてよかったです。テーマ的にしょうがないのかも知れませんが、宗教的部分がガッツリ書いてあるので、その分厚みが増しています。最後の最後でトウコもセバスティアーノも大変身。なんだか変身モノみたいな展開ですが(笑)まぁハッピーエンドでよかったな、と思いました。

永遠なる神の都 上―神聖都市ローマ 龍の黙示録 (8) (ノン・ノベル) (ノン・ノベル 862) 永遠なる神の都 下―神聖都市ローマ 龍の黙示録 (9) (ノン・ノベル) (ノン・ノベル 862)
ISBN-13: 978-4396208622
ISBN-13: 978-4396208639

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『黒影の館』建築探偵桜井京介の事件簿 篠田真由美

『黒影の館』建築探偵桜井京介の事件簿
篠田真由美
講談社(講談社ノベルス)
ISBN-13: 978-4061826298

1980年秋、突然の養父の死。神代宗は傷付いた心を埋めるため訪れた北の町で、謂れなき殺人の罪をきせられてしまう。疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃することに。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語り始めたとき、銃声が轟く!ついに物語はクライマックスへ加速する。(「BOOK」データベースより)

いよいよクライマックス前。今回は神代教授との出会い編。ついに隠されていた桜井京介の年少時代が明らかになります。ある意味陸の孤島である館が舞台で、雰囲気は本格ミステリというよりゴシックロマンス。そちらの方が好みな私としてはうれしい限りです。シリーズ終盤ということもあって、謎解きよりもその人物描写に重きがあります。ついに、本編はラスト1冊となったこのシリーズですが、なんとか大団円で終わってほしいものです。

黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)
ISBN-13: 978-4061826298

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『美しきもの見し人は』 篠田真由美

『美しきもの見し人は』
篠田真由美
光文社(ノベルス)
ISBN-13: 978-4334076702

長崎県の北西に浮かぶ、さいはての島に建つ「館」。かつてこの館の主であった孤高のキリスト教文学者の遺産を巡って、遺された女たちが激しく鬩ぎ合う。謎と猜疑に満ちた館で、ある朝、転落死体が発見される……。

館シリーズ新作。シリーズなんですね。前作と比べるとややもやもや雰囲気はあるものの、特に後味は悪くないラストです。怒濤のように後半解決へと向かいますが、しっかり道筋が付けられているので謎解きとしては力が弱いかも。巻末に著者が考える本格ミステリとゴシック・ロマンスの違いについて書いてありまして、それを読むと私はゴシック・ロマンスのが好みなのかもしれません。この独特の雰囲気、好きです。


ISBN-13: 978-4334076702

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『一角獣の繭』建築探偵桜井京介の事件簿 篠田真由美

『一角獣の繭』建築探偵桜井京介の事件簿
篠田真由美
講談社(ノベルス)
ISBN-13: 978-4061825321

放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩を一角の牙に貫かれて無残な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。

桜井京介シリーズ新刊。今回も前回に引き続き蒼がメインのストーリーとはなっていますが、シリーズ通しての展開としてはまたちょっと進んだ感じです。話も、今回は単品でも十分に読める感じで、読み始めたらノンストップで読んでしまいました。

一角獣の繭  建築探偵桜井京介の事件簿
ISBN-13: 978-4061825321

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『魔道師と邪神の街 魔都トリノ』龍の黙示録 篠田真由美

『魔道師と邪神の街 魔都トリノ』龍の黙示録
篠田真由美
祥伝社(ノベルス)
ISBN-13: 978-4396208271

ヴェネツィアで遂に開始された、不死の吸血鬼・龍緋比古とヴァティカンの全面戦争。拉致されたセバスティアーノを追い、柚ノ木透子たちは魔都トリノへ向かう。手がかりを求めて秘密結社「黄金のホルス(ヘル・ネブウ)」主催のパーティに潜入するが、そこには教会を陰で操る謎の考古学者と古代エジプトの邪神が待ち受けていた…。矢先、市内で次々に切断された手足が発見され、街は不可視の赤い網に覆われた。邪神が仕掛けた結界か?聖槍ロンギヌスで深手を負った龍に、最大の試練が!

伝奇モノとはいえ、ますますとんでも展開に。というかこんだけ広げまくって後をどうまとめようとしているのか、がポイントになってきているのかもしれません。一応まとめようとしている感じは受けるので、やっぱり続きを買ってしまうのでしょう…私。買うのを悩みつつ、でも買って読み始めたらガツガツ読んでしまうある意味恐ろしいシリーズです。

魔道師と邪神の街 魔都トリノ
ISBN-13: 978-4396208271


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『アベラシオン 上下』 篠田真由美

『アベラシオン 上下』
篠田真由美
講談社(ノベルス)
ISBN:4061824708
ISBN:4061824716

冬のヴェネツィア、華やかなパーティのさなかに起きた奇妙な殺人事件。目撃者の日本人留学生藍川芹は、やがて事件の関係者からの招待を受け、北イタリアの山中にそびえる聖天使宮(パラッツォ・サンタンジェロ)を訪れる。その正五角形の宮殿で凄惨な連続殺人が…。

うーん…。という印象が残りました。面白くないわけではないんですが。作者が、書きたいエピソードをつないで、それに似合う性格付けをした主人公を作り上げた感じです。同性で、いわゆる普通の人で、本来身近に感じられるはずであろう主人公が全然身近に感じられないのです。上下巻という厚みで、確かにエピソードも盛りだくさんなんですが、あくまで雰囲気を盛り上げるため、という印象。面白くないわけじゃない、んですけどねぇ…。


ISBN:4061824708
ISBN:4061824716




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『魔女の死んだ家』 篠田真由美

『魔女の死んだ家』
篠田真由美
講談社(ハードカバー)
ISBN:4062705656

昔、あたしは高い石の塀で囲まれた大きなおうちに、おかあさまとばあやとねえやと四人が暮らしていた。うちにはお客さまのない日の方がめずらしいくらい。お客さまたちのことを、おかあさまの「すうはい者」と呼ぶのだとばあやは教えてくれた。ある春のこと、おかあさまはピストルで殺された。その日のことをあたしはよく夢に見る。「魔女だからね。魔女は昔から火炙りに決まっているからね。」という男の人の声が聞こえる。すると急にあたしは自分の手の中に硬い冷たいピストルの感触を覚えるのだった…。

ミステリーランドの第二回配本ラインナップのひとつ。これは見事!という感じですね。そこに住んでいた子どもの視点でひとつ、そこに集っていた人達の視点でひとつ、そしてもう一人の子どもの視点で一つ。構成から見事。最初の文章についていけた人はかなり満足して読み切ったのではないでしょうか。波津彬子さんのイラストもばっちり合っていて、このシリーズの、凝った装丁が見事に合っていました。蛇足としては、桜井京介シリーズを読んでいる人は、読んでみると美味しい思いができるかも、です。


ISBN:4062705656



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『聖女の塔』建築探偵桜井京介の事件簿 篠田真由美

『聖女の塔』建築探偵桜井京介の事件簿
篠田真由美
講談社(ノベルス)
ISBN:4061824961

長崎県の孤島波手島。明治の教会が残る無人の島で、女たちが火に焼かれて死んだ。宗教的理由による集団自殺か、はたまた。事件性を疑う私立探偵に乞われ、桜井京介は現地へ向かう。その頃蒼はカルト教団に入信したまま戻らぬ友人を救出しようとしていた。ふたりに迫る悪意の罠。狂気の炎が再び空を焦がすとき、京介は蒼を救えるのか。

すでに惰性で買いつつあるシリーズ。いえ、読めば面白いのですけども。作者が、最近はキャラクタの性格付けにあたる描写に重きを置いているような気がします。シリーズとしての複線を蒔きまくっているので、単品のミステリものとして読むにはツライんじゃないかな、と思います。事件があって、トリックがあって、キャラクタがあるわけではなく、キャラクタがあって、そのキャラの行動があって、そのために事件があるみたいな本末転倒な感じ。私はシリーズとしての話が気になるので読みますけども、ダメな人はダメなんじゃないかと思います。


ISBN:4061824961



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『水冥き愁いの街―死都ヴェネツィア』龍の黙示録 篠田真由美

『水冥き愁いの街―死都ヴェネツィア』龍の黙示録
篠田真由美
祥伝社(ノベルス)
ISBN:405901057X

カトリックの総本山ヴァティカンが“緋色の龍”と畏怖する吸血鬼・龍緋比古。聖なるキリストの血を吸った龍の抹殺に枢機卿が遂に動き出した。教会を裏切った修道士セバスティアーノを拘束、弱点を自白させるためヴェネツィアに移送する。一方、龍と柚ノ木透子はセバスティアーノ救出のためイタリアに渡った。だがそこには、師を龍に殺され復讐の牙を研ぐ美しき吸血鬼タジオが待っていた…。やがて教会の刺客たちが水の都に集結。キリストを貫いた伝説の聖槍ロンギヌスが龍に迫る。

龍の黙示録シリーズの新刊です。結構好きなシリーズなんですが、巻数が進むにつれて微妙に…なっていたのですがコレは好きです。トーコがんばれー。
ただ、壮大になりすぎてどう決着をつけるつもりなのかが心配になってくるのですが。。。色々なウケを狙わないで我が道を突き進んで欲しいです。


ISBN:4396208146



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