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『メモリアノイズの流転現象』 上遠野浩平

『メモリアノイズの流転現象』
上遠野浩平
祥伝社(ノベルス)
ISBN-13: 978-4396208059

「あの事件は終わっていない―」私立探偵・早見壬敦は、禿猿山で出会った不思議な人物から謎の言葉を聞く。杜名賀家の離婚問題調査で長女の過去に興味を抱き調べている時であった。その山は、二十年前一家を襲った惨劇の舞台だったのだ…。一方同じ頃、杜名賀邸では庭が爆破され、怪盗“ペイパーカット”の予告状が発見される。神出鬼没の怪盗を追うサーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人が現場に急行、生命と同価値のものを奪う怪盗の標的が早見ではないかと不安を抱くが…。

シリーズになりましたね。今回も面白かったです。偶然早見の実家との軋轢関係が出てきたのはちょっとアレでしたが、それ以外は特にひっかかることもなく。メインキャラが多めですが、それぞれがしっかりと特色を出しているのでかぶることもなく。楽しく読み終えることができました。読後がなんか単作シリーズもののドラマのエンディングみたいです(微妙に分かりづらい例え。笑)。上遠野作品は結構アクの強いものが多くて、なかなか他の人に布教しにくいのですが、一番安心してオススメできるシリーズになりそうです。

メモリアノイズの流転現象 (ノン・ノベル)
ISBN-13: 978-4396208059

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『オルフェの方舟』ブギーポップ・イントレランス 上遠野浩平

『オルフェの方舟』ブギーポップ・イントレランス
上遠野浩平
メディアワークス(文庫)
ISBN-13: 978-4840233842

彼女の敵は世界。周り中のすべてを焼き尽くしても、なお足りぬ怒りと憎しみの対象―理由などない。生まれたそのことが間違いだったとしか言いようがない。生きながら冥界にいるのと同じように、心が凍てついている。…でもその心の中にひとつだけ例外がある。喩えるならば神話のオルフェのように、一度は死んだはずの人間を助けにあの世まで下りていき、死神にも挑んだ少年の―嘘で塗り固められた世界の謎に挑もうとする者と、さらに大きな嘘を押し通すため、謎を利用しようとする者たちが織りなす、これは虚しき仮面劇の物語。その欺瞞の行き着く先に待つものは、燃える世界か、凍れる未来か―容赦なきブギーポップは彼女たちに如何なる裁きを下すのか。

久々に読んだブギーポップシリーズ。久々でたくさん忘れていても、単品で十分堪能できる作品でした。そういえばブギーポップってこんなシリーズだったなぁと思い出させる感じで、なんというか、シリーズ序盤を思い出させるような懐かしい印象です。久々にブギーポップも働いているようで(笑)シリーズ本質に戻ってきたのかも?すっきりとした読後感で、続きが気になるとかいうのではなく、純粋に次が楽しみです。

オルフェの方舟―ブギーポップ・イントレランス
ISBN-13: 978-4840233842

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『ビートのディシプリン』SIDE4 上遠野浩平

『ビートのディシプリン』SIDE4
上遠野浩平
メディアワークス(文庫)
ISBN-13: 978-4840231206

人ってどうして苦労するのかなあ?辛いこととか苦しいことって、何が理由なんだろう―私、浅倉朝子は普通の女子高生だったんだけど、でも私の人生は、奇妙な男の子と出会ってすっかり変わってしまった。統和機構とか、合成人間とか、特殊能力とか―得体の知れないものが殺し合ってる、こんな殺伐とした世界なんて、私は全然知らなかった。でも知ったからって、それが答って気もあまりしなくて…彼はどうなんだろう。謎の“カーメン”の正体を見つけられたら、そこで彼の旅って終わるのかな―強敵たちとの死闘、理不尽な混迷、そして過去との再会を経て、遂に少年は目的の地に辿り着く。厳しい試練の果てに、ピート・ビートが見つけた答とは…。

シリーズ最終巻、ですが…メインの話としてはまとまっているのでいいのかもしれませんが、なんか風呂敷畳みきっていないような印象。他作品も読んでいる人にはおいしいリンクが多々あるわけですが、放置しているエピソードといい、読んでいない人への配慮が足りないような気がします。
とは言ってもおもしろかったし、読後はすっきりだし、人気が出るとずるずる続くシリーズ物が多い中、すっきりとまとまっていてよかったと思います。…でも畳みきってない感じが、うーん…。

ビートのディシプリン〈SIDE4〉
ISBN-13: 978-4840231206

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『禁涙境事件』 上遠野浩平

『禁涙境事件』
上遠野浩平
講談社(ノベルス)
ISBN:406182404X

涙。それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの…。魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う…。

戦地調停士シリーズ(と言っていいのか…)。禁涙境という、魔法が無力化される特殊地帯を舞台にした連作短編集。シリーズおなじみのキャラが出てきたり、過去が出てきたりするけれど、今回はあくまで脇に回っている感じ。後味穏やか目で、禁涙境に住むモニカには、変化のない日常が待っているであろうことが想像できます。


ISBN:406182404X



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『ソウルドロップの幽体研究』 上遠野浩平

『ソウルドロップの幽体研究』
上遠野浩平
祥伝社(ノベルス)
ISBN:4396207859

天才女性歌手の追悼ライブで何かが起きる?
<生命と同等の価値のある物を盗む>奇妙な予告状が届いた高級ホテルの一室で、強大な権力を持つ老人の影武者が殺害された。そして、厳重な警備の中、なぜかキャンディがひとつ失くなっていた。サーカム保険の調査員伊佐俊一と千条雅人は、“ペイパーカット”の仕業と認定。五日後に開かれる天才女性歌手の追悼ライブで怪盗が何を起こすのか!?

面白かったです。上遠野浩平って、シリーズによってかなり傾向が違うので、好みのものとそうでもないものがあるのですが、これは結構気に入りました。独特な文章そのままに、でも読みやすくてこの1冊でもちゃんと読めて。キャラ設定がいかにもシリーズっぽいので、続きが楽しみです。


ISBN:4396207859



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『しずるさんと底無し密室たち』 上遠野浩平

『しずるさんと底無し密室たち』
上遠野浩平
富士見書房(文庫)
ISBN:4829162848

「ねえしずるさん、密室ってなんなのかしら?」「そうね、よーちゃん、それはきっと、どんなものでもごまかせると思い込んだ人間の、つまらない錯覚なんでしょうね-」白い病院にずっと入院中の少女と、その友人のこの二人は、今日も今日とて退屈しのぎに不思議な事件を追いかけています。それは人の血を吸ってミイラにしてしまう吸血植物の謎とか、奇妙奇天烈な怪事件ばかりなのです…。

しずるさんシリーズ。二人が一緒に作っている、はりねずみのチクタの話を挟んで綴られた、密室に関する短編集。一番印象に残っているのが「しずるさんと七倍の呪い」。一つのカードゲームをしながら、そのゲームを作った家の密室殺人の謎を追うこの短編は、なんとなく背筋がぞわっとするような、そんな解説でした。ただ、基本が二人の会話なので救いがありましたけどね。


ISBN:4829162848



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『機械仕掛けの蛇奇使い』 上遠野浩平

『機械仕掛けの蛇奇使い』
上遠野浩平
メディアワークス(文庫)

ISBN:4840226393

鉄球に封じ込められた古代の魔獣バイパー。この、"戦闘と破壊の化身"が覚醒する時、若き皇帝ローティフェルドの安穏とした日々は打ち砕かれ、そして…。

これは単品作品かな。上遠野作品はリンクが多くて、純粋に単品で読めるのが少ないので、すべて借りてる身としては読みにくい作家だったりします(自分の記憶力を棚に上げる。笑)。読みやすい、ライトのベルの代表的な文章なので、単品作品多いと嬉しいんですけどね…

ISBN:4840226393



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『ビートのディシプリン』SIDE3 上遠野浩平

『ビートのディシプリン』SIDE3
上遠野浩平
メディアワークス(文庫)
ISBN:4840227780

大変なことになっている-人はいつだって、自分では気がつかないうちに劇的な事態の急変に巻き込まれているもので、それは彼ピート・ビートも例外ではない。私レインとしては、ちょっと彼に興味があっただけなんだけど、しかし彼を取り巻く状況は本人の意志とは無関係に、どんどん恐ろしくなっていく-。

どんどん深刻な展開になってきました。もしかしてこれって、数冊で終わるものではなく、まだただの導入部なのかも?ビートはどんどん大変なことになって、最初の巻での生活が嘘のよう。というかシリーズとしても最初の巻の感じが嘘のよう。笑。どんな風に進んでいくのか楽しみです。

ISBN:4840227780



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『紫骸城事件』 上遠野浩平

『紫骸城事件』
上遠野浩平
講談社(ノベルス)

曰く付きの城で行われる大会。転移魔法で現れる参加者たち。しかしなぜか私は別の場所に転移してしまい・・・?

やっぱ文章うまいなぁ。読み出したら止まらない。さりげに、ちょっと、他の本とリンクしてるとこなんかももぅ・・・くす。



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『殺竜事件』 上遠野浩平

『殺竜事件』
上遠野浩平
講談社(ノベルス)

不死身の竜が密室とも呼ばれる状態で刺殺された。死んだ竜の第1発見者ともいえるレーゼ、少佐、EDは謎の答を求めて旅に出るが・・・?

上遠野色の薄い、いわゆる普通のファンタジー。ミステリはおまけ。主要キャラのアクが強くて、このキャラで続きを出すんじゃなかろうか、と思った。



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